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CubePDF での画像圧縮方法とファイルサイズ

CubePDF 1.0.0RC1 より、PDF に埋め込まれている画像を JPEG 圧縮するかどうかをユーザが設定できるようになりました(CubePDF 1.0.0RC1 参照)。画像の JPEG 圧縮機能に関する設定は、初期状態ではオフになっています。そのため、初期設定のまま PDF に変換すると、CubePDF 0.9.9.5β のときよりも生成されるファイルサイズが大きくなります。

PDF に埋め込まれている画像を JPEG 圧縮してファイルサイズを小さくするには、CubePDF のメイン画面において「詳細設定」タブの「画像を Jpeg 圧縮」チェックボックスを有効にします。尚、その際に同タブにある「設定を保存する」チェックボックスも同時に有効にすると、次回以降、「画像を Jpeg 圧縮」の設定が有効になった状態で起動するようになります。
CubePDF の「画像を Jpeg 圧縮」設定

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PDF のパスワードについて

PDF ファイルには,「ユーザパスワード」と「オーナパスワード」と言う 2種類のパスワードが存在します.

ユーザパスワード

閲覧パスワードとも呼ばれるパスワードで,閲覧者が PDF ファイルを開く際に要求されるパスワードの事です.例えば,Adobe Reader ではユーザパスワード(閲覧パスワード)の設定されている PDF ファイルを開こうとすると,以下のようなダイアログが表示され,パスワードの入力が求められます.

Adobe Reader でのユーザパスワード入力ダイアログ

オーナパスワード

編集パスワードとも呼ばれるパスワードで,各種セキュリティ機能を設定・変更する際に必要となるパスワードです.PDF では印刷や文書のコピーなど閲覧者に許可する操作を制限する事ができますが,これらのセキュリティ機能を設定する際に設定されるパスワードです.例えば,CubePDF Utility では,以下の項目を設定・変更する事ができます.

  • PDF ファイルを開く際にパスワードを要求する
  • 印刷を許可する
  • テキストや画像のコピーを許可する
  • フォームフィールドへの入力を許可する
  • ページの挿入,回転,および削除を許可する

また,オーナパスワードは既に設定されている制限等のセキュリティ機能を解除・変更する際にも必要となり,閲覧パスワードを解除・変更する場合もこのオーナパスワードが必要となります(ユーザパスワード(閲覧パスワード)のみではユーザパスワードの解除・変更を行う事はできません.).

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CubePDF での各種設定の保存機能

CubePDF 1.0.0RC4 にて「設定を保存」機能のユーザインターフェースを変更しました。詳細については、CubePDF 1.0.0RC4 を参照下さい。

CubePDF 0.9.2β では,各種設定の保存機能を追加しました.

設定を保存する画面

設定を保存する場合は,上記の「設定を保存する」をチェックした後,変換ボタンを押して下さい(設定が保存されるのは変換ボタンを押したときのみです.キャンセルボタンを押した際には保存されません).「設定の保存」の対象となる項目は以下の通りです(「文書プロパティ」,「セキュリティ」タブの各項目の設定は保存されません).

  • 一般タブ
    • ファイルタイプ
    • PDF バージョン
    • 出力ディレクトリ
    • 同名のファイルが存在した場合の扱い
  • 詳細タブ
    • ダウンサンプリング
    • ページの自動回転
    • フォントの埋め込み
    • グレースケール
    • Web 表示用に最適化
    • 起動時にアップデートを確認する
    • ポストプロセス

「設定を保存する」チェックボックスについて

CubePDF 起動時は,「設定を保存する」チェックボックスは必ずオフの状態になります(デフォルトの状態では,その時の設定は保存されない).現在の設定を保存したい場合は,その都度,起動後に「設定を保存する」をチェックして下さい.

「設定を保存する」のインターフェースについては,どうするのが良いか試行錯誤している段階です.「設定を保存する」の挙動に関して,何か意見がありましたらご連絡お願いいたします.

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CubePDF とユーザープログラムの連携

CubePDF では,0.9.1β より試験的にユーザープログラムと連携するための機能を追加しました.この記事では,CubePDF でユーザープログラムを使用するための方法について説明していきます.

尚,ユーザープログラムとの連携機能を使用するためには,CubePDF のバージョンが 0.9.1β 以降である必要があります.CubePDF 0.9.0β を使用している方は,CubePDF より最新版を取得して下さい.

ユーザープログラムとの連携機能の有効化

ユーザープログラムとの連携機能は,初期状態では無効に設定されています.そのため,まずこの機能を有効化する必要があります.

ユーザープログラムとの連携機能を有効化するためには,cubepdf-user-extended.zip をダウンロードし,解凍してできたフォルダの中にある advance.reg をダブルクリックして適用します(※同様のファイルは,CubePDF のインストールフォルダの中にも存在します).

有効化に成功すると,以下のように「ポストプロセス」に「ユーザープログラム」と言う項目が追加されます(※「ポストプロセス」の表示位置も「詳細設定」タブから「一般」タブへ移ります).

ユーザープログラムとの連携機能を有効化したウィンドウ

ユーザープログラムとの連携機能の仕様

CubePDF の「ポストプロセス」の処理は,以下のように指定されたファイルをプロセス名,生成されたファイルを引数に指定して新たなプロセスを実行しています.


var info = new System.Diagnostics.ProcessStartInfo();
info.FileName = user_extended_program;
info.Arguments = generated_pdf;
info.CreateNoWindow = false;
info.UseShellExecute = true;

var proc = new System.Diagnostics.Process();
proc.StartInfo = info;
proc.Start();

そのためユーザープログラムは,これに合致した実行プログラム,またはバッチファイルとして記述される必要があります.

ユーザープログラム例

ユーザープログラムの例として,ここではEvernote と連携するプログラムを紹介します.尚,ここで紹介するプログラムを利用するためには Evernote for Windows がインストールされている必要があります

Evernote と連携するためのプログラム(バッチファイル)は,前述した cubepdf-user-extended.zip に同梱しています (evernote.bat).このバッチファイルは,場合によっては以下の記述(設定部分)を変更する必要があります.


set evernote="C:\Program Files\Evernote\Evernote3.5\ENScript.exe"
set username=""
set password=""

変数 「evernote」 には,Evernote をインストールしたフォルダ(中に存在する ENScript.exe ファイル)へのパスを記述します.例えば,D:\example\ にインストールした場合,「D:\example\ENScript.exe」となります(ENScript.exe は固定).※特に,64bit 版 Windows をお使いのユーザーは,Evernote for Windows のデフォルトのインストールフォルダが 「C:\Program Files (x86)\Evernote\Evernote3.5\」になっているのでご注意ください

変数「username」,「password」にはそれぞれ,利用するユーザーの Evernote アカウントのユーザー名とパスワードを記述します.ただし,Evernote for Windows で「サインインを保持」設定にしている場合,「username」,「password」は空欄のままでも利用する事ができます.

CubePDF でこの機能を利用するためには,「ポストプロセス」で「ユーザープログラム」を選択し,設定を編集した evernote.bat を選択します.

ユーザープログラムの選択画面

CubePDF から Evernote 連携プログラム (evernote.bat) が正常に呼び出された場合には,以下のようなウィンドウが表示されます.正常に実行できたかどうかは,ブラウザで Evernote にログインし,生成された PDF ファイルがアップロードされているかどうかをチェックするなどして確認して下さい.

evernote.bat 実行画面

尚,CubePDF ではポストプロセスのユーザープログラムで「最後にアクセスしたフォルダ」を独立して記憶しています.よく使用するユーザープログラムは,同じフォルダに格納しておくと選択する際に少し楽になります.

最後に

ユーザープログラムとの連携機能は,まだテスト段階と言うこともあり,ユーザーインターフェース (UI) 等まだまだ煮詰めきれていない部分も数多く存在します.できるだけ多くのユーザーが快適にご利用できるように,これからも改善方法を検討していく予定です.

また,どのようなアプリケーションと連携できるのかについては,まだまだ調査不足な段階です.連携できると便利そうなアプリケーションがありましたら,ご紹介頂けると幸いです.

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